8/14 (FRI) 京葉工業地帯、海ほたる、風の塔を海上から見てきました!

木更津港を出港し、京葉工業地帯~海ほたる(アクアライン)~風の塔までの3時間のクルージングです。
東京湾のほぼ真ん中にあるPA『海ほたる』を海上から眺めることができました。
そこから船で約15分の位置にある『風の塔』はヨットの帆のようにも見えるストライプの建造物ですが、間近に見ると想像以上の大きさに少し驚きました。
普段は車で通る海ほたる、船からだとまた別の景色を楽しむことが出来ました。

京葉工業地域

千葉県東京湾岸に、千葉港を中心として広がる工業地域である。千葉港、木更津港などの港湾施設がある。臨海部の埋立地に鉄鋼業石油化学工業などの大規模な工場が集積する。浦安市から富津市まで連なる。代表的な都市は市川市船橋市千葉市市原市木更津市君津市です。千火力発電所が多い。

浦安市から富津市までの海岸線80km、約3000万坪が埋め立てられ、中核を形成しています。日本で数少ない、機械工業より化学工業の割合が高い工業地域で 昭和38年、事業用の京葉臨海鉄道が開業し、また東京に近接および東京と成田空港の間に位置することから、物流拠点としての色彩も強く、主な生産は機械金属食料・電力・製油化学です。近年ではウォーターフロントの再開発も進んですいるそうです。

 

海ほたるパーキングエリア(うみほたるパーキングエリア)

千葉県木更津市中島地先海ほたる(東京湾アクアライン)上にあるパーキングエリア。愛称は海ほたる。パーキングエリアではあるが、店舗の設備はサービスエリア並みである。

東日本高速道路が管理しています。展望デッキやモニュメント、幸せの鐘、うみめがね~アクアラインシアター~、ご当地グルメなど観光スポットとなっています。日本夜景遺産に指定されています。木更津人工島の町丁名は「千葉県木更津市中島地先海ほたる」です。木更津人工島は川崎からの東京湾アクアトンネルと、木更津からの橋部分を連結する目的で作られた。アクアラインでは、川崎人工島(風の塔)と並んで2番目の人工島である。

 

風の塔
12度傾斜した大小2本の円筒形の塔で構成された換気塔で、90mの大塔はアクアトンネルへ外気の給気、75mの小塔はトンネルからの排気の役割を果たしています。東京湾上は年間を通じて風向きは南北方向であることがほとんどで、2本の塔の間を風が抜けることでベルヌーイの定理により効率的に換気ができるそうです。大塔は現地で鉄骨が組まれたが、小塔は下部1800トン、上部600トンに分けて陸上で施工されたそうです。

塔のデザイン決定には平山郁夫澄川喜一が携わり、羽田空港を発着する旅客機からの景観や、船舶からの視認性を高めるため群青色と白色の幅10mの横ストライプのデザインが採用されたそうです。表面は幅3.3m×高さ5mのプレキャストコンクリートパネルで、150mm角のタイルで仕上げられ、塗装には、耐腐食性に優れたフッ素樹脂塗料およびエポキシ樹脂塗料が使用されているそうです。海中部分は工事の際の足場をあえてそのまま残しており、万が一船舶が衝突した際に緩衝材として機能するようにしているそうです。また塔本体が波しぶき等で錆びるのを防ぐため、わざと塔から少し離れたところに防波板を設置し水中洞窟のような空間を作っているそうです。

2003年策定の「東京湾再生のための行動計画」に基づき、海水温濁度、流速・流向、気温クロロフィルなどの観測を行うモニタリングポストが設置されています。川崎人工島と木更津人工島の間の航路は、川崎人工島に近い側から東京港浦賀水道(湾口)方面、千葉港→浦賀水道、浦賀水道→東京港、浦賀水道→千葉港のように航行するよう定められているそうです。